crosswalk sdk サンプル

前回インストールしたcrosswalkには出力したdotXSIファイルを解析するライブラリやサンプルプログラムがあるので、それを見ていく。

開発ツール

プログラムの開発環境としてvisual studio2005か2008を使う。

設定

環境変数にcrosswalkのSDKディレクトリを追加する。
SDKディレクトリの場所はインストールしたcrosswalkディレクトリの直下のSDKディレクトリ
CROSSWALKSDK_ROOT=C:\Program File\Autodesk\Crosswalk4.1\SDK


visual studioにcrosswalk sdkのインクルードディレクトリ、ライブラリディレクトリを設定する。
インクルードディレクトリ
$(CROSSWALKSDK_ROOT)\include\Core
$(CROSSWALKSDK_ROOT)\include\FTK

ライブラリディレクトリ
32bitプログラム用ライブラリ
$(CROSSWALKSDK_ROOT)\lib/nt-x86
64bitプログラム用ライブラリ
$(CROSSWALKSDK_ROOT)\lib/nt-x86-64

サンプルプログラム

crosswalkのインストールディレクトリにExamplesというディレクトリがあり、
その中に3つのサンプルがプロジェクトが入っている。
今回はとりあえず一番簡単なXSIDumpのサンプルを動かしてみる。
XSIDumpはXSIから出力したdotXSIファイルを読み込んで、標準出力に出力するプログラム。

プロジェクト準備

まずXSIDumpを個人用ディレクトリのどこかにコピーする。
コピーしたディレクトリが読み取り専用だったりするので、そのディレクトリ以下の読み取り専用属性をはずす。
ここまできたらプロジェクト起動。vs2008だった場合、変換ウィザードが出るのでサクッと変換。

プロジェクト実行

とりあえず動かしてみるので、そのままコンパイルして実行。
環境によっては0xc0150002などのエラーが表示されて起動しないことがあるかも。
このエラーに関しては以下を参照。vs2005のランタイムが必要な様子。
http://gurizuri0505.halfmoon.jp/develop/cplusplus/0xc0150002_part2
私の環境ではこの方法を使っても結局駄目だったが、
いろいろ調べるとランタイムには(または使用するcrosswalkのDLLには?)デバッグ用の情報が入ってないからだとかで、
リリースビルドにしたら動いた。


とりあえず動くとこまでできたらOK。
内容はまた今度。