Windows Phone 7開発ツール
windows phone 7が発表されて開発ツールも公開されたのでインストールしてみた。
ダウンロード
まずは開発者向け公式サイトへ行く。
http://developer.windowsphone.com/Default.aspx
そこからなんやかんやでダウンロードサイトへのリンクを発見。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=2338b5d1-79d8-46af-b828-380b0f854203&displaylang=en
ページ一番下にwebインストーラがあるので、それをダウンロードして実行すれば、関連ツールがすべてインストールされる。
ちなみにインストールされるツールは以下のもの。
- Visual Studio 2010 Express for Windows Phone CTP
- Windows Phone Emulator CTP
- Silverlight for Windows Phone CTP
- XNA 4.0 Game Studio CTP
作って動かす
インストールが終わったら、勝手にvisual studio2010(以降、vs2010と言う)が起動するので、新規プロジェクトを作成する。
左端にToolBoxというメニューがあり、これをクリックするとwindowsでもよく使われるコントロールが出てくるので、
ここからテキストボックス2つとボタンを、ダブルクリックか、ドラッグで端末レイアウトの上に持っていく。
画像に2つ目のテキストボックスが写ってなかったけど、ボタンの下にあるのを想像してね。
配置したらレイアウト上のボタンをダブルクリックする。
するとコードエディタが開き、クリックした際のイベントハンドラが開く。
この中に上のテキストボックスに入力されたテキストを下のテキストボックスに表示するコードを書く。
画像がつぶれて読みにくいが、以下のコードが書かれている。
テキストボックスに入れた名前に挨拶する文字列の作成。
private void button1_Click(object sender, RoutedEventArgs e) { textBox2.Text = "Hi, " + textBox1.Text + "."; }
ここまでやったら動かす。F5を押す。
いくつかコントロールのプロパティを変えてるので、ここまでの手順とはちょっと違う。下のテキストボックスが入力不可だったり。
コントロールプロパティの設定
上記の画像でやってあるように、コントロールのプロパティを設定できるので少し変えてみる。
vs2010の上部メニューのView->Other Windows->Properties Windowでプロパティウィンドウを出す。
端末レイアウト上でコントロールを選ぶとそのプロパティが表示されるので、各項目を編集できる。
下テキストボックスを選んで、プロパティからIsReadOnlyという項目にチェックを入れる。これで入力不可になる。
まとめ
とりあえず動かすところまでやってみたが、まだ開発ツールも正式版じゃないし、日本語環境もないし、エミュレータ上で日本語も出せないのでなかなか大変。
でもそれが改善されればC#が使えるし、XNAが使えるしでなかなかいいかも。
あとはandroidではOpenGL ESを使ったらエミュレータが遅すぎるので、こっちでは早いんだったらちょっと使ってみてもいいかも。